ペンタクラブ行事
記事・写真
No.396

写真:やまも・皆
    文章:倉本さん
    


                 Aチームvs小金原c

                                        ペンタコート  
観戦日記
Mリーグ第二戦も日中は30度を超える暑さとマンションを間を吹き抜ける強風の中、
祝日にも関わらず多くの応援と、
選手の背中を後押ししてくれるようなペンタ30周年記念Tシャツがペンタチームに初勝利をもたらせた。

シングルスとダブルスで始まった試合はどちらも相手ペースのまま1-6で敗戦。早くもペンタには後が無い。

だがしかし、前日に右肩を負傷してしまった若きエース、トシピーは苦手意識を持つペンタコートでも、
体重の乗った伸びのあるボールで圧倒し反撃の狼煙をあげる。

同時進行しているヤマモン、ススムペアは緩急を巧みに使い相手の強打をかわす。
ダブルスは流れであっという間に逆転される側面があり、油断は禁物だ。
4-3ペンタリード、0-30とペンタチームがブレイクのピンチを迎える。
そこでススムサーブが2本連続で相手コートに突き刺さる。息を吹き返し始めた相手を見事に突き放した。
油断したら簡単にゲームをひっくり返せる力のあるストロークを持った対戦相手だったが、きっちり勝ち切った。
これで対戦成績はイーブンだ。

シュウタ、タカピーはペンタを救う。抜群の安定感のある2人はいつも心強い。
強風でトスが乱れ、ファーストサービスの確率か上がらない。
それでもセカンドサーブでネットをとる。
足元にリターンを沈められてもショートバウンドのハーフバレーをクロスに返す。さすがだ。
レフティーのスライスサービスにはロブでゲームを組み立てる。
ロブを警戒し始めた相手に今度はストレートリターンをお見舞いさせる試合巧者だ。
繋ぐところはしっかり繋ぐ。決めるところは仕留める。本当に強いダブルスだ。

ペンタコートでテニス出来る喜びを噛み締めるようにAチームに見事1勝目をもたらせた。