ペンタクラブ行事
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No.346

写真:川田さん
文章:天野さん

    
 


                  Bチームvsウインズ

                                        ペンタコート
Mリーグ観戦記
日時:2021年10月10日 9:30-12:00
場所:ペンタコート
相手:ウインズ
文責:天野義夫

急遽、エースの田端ジュニア選手が腰痛のため棄権になり、大島監督が考え抜いた苦肉の組合せをした結果、3-2で、勝利を収める事が出来ました。
これも、応援に駆けつけられた皆様の
お陰です。
この場をお借りして、大島監督始めBチームメンバー一同、熱く御礼申し上げます。


シングル2 矢野康宏選手

相手は若手でスリムなハンサム君です。
脚力あり、球の威力もある強敵を相手に、第1ゲームはブレイクされたものの、第2ゲームは直ちにブレイクバックをしました。
第3、第4ゲームを相互にキープして、手に汗握る熱戦模様で、一歩も引かない試合運び。
第5ゲームが、勝敗を決定付けるゲームになりました。15-40をデュースに持ち込んだものの、最後は若い力に押し切られました。
残りのゲームは、酒の神通力が切れたのか?連続して取られ、結果2-6で敗退。
俊敏若手相手に、途中まで互角以上の試合運びが出来たことは、多いに自信に繋がり、次期対戦に期待が持てます。 

シングル1 近藤拓海選手

相手は、近藤選手より年長ですが、40代底底の若手気鋭です。脚力あり、剛腕で、流石シングル1の選手です。
加えて、好青年との評判も高く、性格温厚で、願ってもない相手です。
第1〜3ゲームまで連取された不本意な序盤でしたが、第4〜7ゲームを取返して、これで安心して観戦出来ると思っていました。
第8ゲームも40-15と決まりかけたが、デュースに持ち込まれ、アドバンテージを取ったものの、再度逆転されました。
第9ゲームも40-30と追い込みましたが、デュースに持ち込まれて、ゲームを落としました。
第10ゲームも落として、結果4-6で敗退。結果的には、第8ゲームが本戦の岐路でした。
近藤選手は2試合目ですが、成長著しいものと感じられます。
時たま、腕力に物を云わせるショットでホームランになるケースもありますが、たまに傷ですね。
何にしても、このまま順調に成長して、勝てる試合は確実に勝ちきり、負けそうな試合も接戦に持ち込み、勝機を探る、
真の大黒柱になる事が期待されます。

ダブルス3 木村俊一選手 藤村慎一選手

相手も年配者ですが、こちらは彼等を圧倒する超年配者です。
木村、藤村選手の年齢合計が、150歳を超えるレジェンドの登場に、コート外から歓声が上がりました。
俊敏な動きは期待出来ないですが、長年の経験、蘊蓄を踏まえた高度な技術で圧倒する筈の試合が意外と手こずる事になりました。
第1ゲームは30-40からデュースに持ち込み、4回目のデュースで何とか競り勝ちました。
第2ゲームも難なく取り、順調な滑り出しでした。
しかしながら、慢心?からか単純なミスが続き、第3、4ゲームを連取され、嫌なムードが漂い始めました。
第5、6ゲームを取り、嫌なムードを払拭したと思いきや、第7ゲームはデュース合戦で落とし、再び嫌なムードが漂い始めました。
第8ゲームは取り、第9ゲームは奪われてシーソーゲームでしたが、第10ゲームを物にして、結果6-4で勝利しました。
技術力では圧倒していたものの、この苦戦は多いに反省材料になったと思われます。
本戦の反省を踏まえて、これまで蓄えた豊富な経験知識技術をフルに活用して、次戦での奮闘が期待されます。

ダブルス2 橘忠晴選手 黒木和子選手

相手は、時たま見せるグリグリの豪球ストレートを見せる迫力ある年配男性に、どんな球にも対応する鉄壁女史で、かなり手強い相手です。
一方、こちらは昨年の途中から組み、これまで殆んど負け知らずの最強男女コンビです。
堅実で手堅い橘選手に、攻めも守りも出来、切れの良さが信条の黒木選手です。好ゲームが期待出来ます。
第1ゲームはデュース合戦で競り合いましたが、取られました。
第2、3ゲームは簡単に取返して、波に乗ったと思いました。しかし、相手も試合巧者で、第4、5ゲームを取り返されました。
第6ゲームは取り、第7ゲームは取られ、一進一退の熱戦が続き、勝利の目がどちらに傾くか、目の離せない状況です。
5-5で迎えた第11ゲームをラブゲームで取り、王手で迎えた第12ゲームを取り、結果7-5で勝利。
このコンビは、好守のバランスが良く、次戦以降もポイントゲッターとしての活躍が期待されます。

ダブルス1 米森良選手 加納正照選手

本戦が始まる時点で、シングル2セットを落とし、一方でダブルス2セットをとり、チームの勝利を決める重要な試合になりました。
相手は、百戦錬磨の剛腕年配男性に、黒マスクの若手男性で、相手チームの中で最もポテンシャルを持った選手かも。
一方、こちらは、実戦豊富で、鋭いアングルを狙いすましたボレーを武器にする変幻自在な米森選手に、
豪球サーブ、フォアを武器とする正統派の加納選手で、好ゲームが期待されます。
第1ゲームは、マー君のサービスから始まりました。
豪球サーブが炸裂して難なくゲーム先行し、相手に一種の恐怖感を植え付けるのに十分な働きでした。
その中で、米森選手がボレーミスをして、照れ隠しからか華麗に1回転するいつもの癖が見られたのは、愛嬌でした。
第2ゲームも難なく取ったものの、第3ゲームを取られ、その後、ゲームを取り合い、3-2で迎えた第6ゲームが始まりました。
お互い譲らずで、デュースが4回続き、結果このゲームを取り、続いて第7ゲームも取り、5-2。
これで安心油断したのか、第8、9ゲームをとられたものの、第10ゲームを取り、結果6-4で勝利。
要因としては、黒マスクの若手に最後まで実力を出させなかった米森選手の手練手管の技術力と
マー君の正統派のサービス、フォア力が、相手チームを圧倒した事が考えられます。
次戦以降もポイントゲッターとしての活躍が期待されます。

以上、観戦記を終えます。
只今2連勝中ですが、1位優勝および賞金獲得を目指し、来春反省会で皆様と祝杯をしたいと考えております。
何卒、引き続き、応援宜しくお願いします。