ペンタクラブ行事
記事・写真
No:154

写真:長谷部さん
   
文:大沼彩子さん
      

Mリーグ 五番街c 対 牧の原 戦    2015.12.6 於:ペンタコート
                                     

 12月6日(日)朝、今年のCチームは日ごろの行いが天に通じたのか、最後まで天候に恵まれて最終戦に臨むことができました。
 
 さあ、泣いても笑ってもこれが最後ということで、気合満々の出場メンバー達。ウォームアップから集中が違います。何としてもチームとして1勝は挙げたいという思いがひしひしと伝わり、「うかつに軽口をたたけないぞ!」とそっと見守る応援組。
 
 9時、相手チームとの挨拶。あちらは全員熟年男性。技術もしぶとさも併せ持った面々がずらり。こちらは今回も監督が出場しない組み合わせなのですが、大丈夫かしら・・・?
 
 ダブルス3は黒木さんと吉田さん。黒木さんは「パパ!前の日にあんまり張り切らない方がいいわよ!」と言ったであろう和子ママの言葉も耳に入らなかったらしく、前日から戦闘モードに突入し、ずーっとテンションは上がりっ放しの模様。吉田さんは緊張しながらも、大きな掛け声でいつものペースを保とうと頑張っているようです。ダブルス歴の長そうなペアを相手に持てる技術を出し尽くすはずが、気持ちが逸って少し浮き足立ってしまったか、惜しいミスを重ねてしまうことに・・・。痛恨の1−6でした。
 同時に始まったシングルス2は、成長目ざましい熱田君のシングルス第2戦目。平成のライオン丸の刀捌きのような鋭いバックハンドショットや精度を増したファーストサーブでカープ女子ならぬCチーム女子を魅了します!でも、相手は多分シングルスのベテランなのでしょう。30−30までは許すものの、その先どうしてもゲームをとらせてくれません。惜しくも0−6という結果でしたが、スカウトマン(?)達の熱い視線が注がれていたのを、Cチーム女子は見逃しませんでした。
 ダブルス2はベテラン酒井さんと長谷部さん。なんとか1勝を挙げようと全力で食らいつき1ゲームは奪いましたが、落ち着き払った相手のプレイにはかなわず、残念無念。
 「もうこうなったら自分だけでも勝たなければ!」と、テニスエルボーの右腕を酷使して伊部さんが根性のテニスを見せてくれました。1ヵ月テニス断ちをして臨んだのですが、相手が上手過ぎて、2−6と惜しい結果となりました。
 最終試合は若手の長谷川さんとそれをフォローする勉さん。勉さんは今日はダブルスで出場です。長谷川君をリードしようと頑張る勉さんですが、相手はかなりの強者で、レシーブミスを誘う絶妙なサーブを入れてくるので力を出し切ることができません。長谷川君もちょっとビビッてしまったのか、思い切りラケットを振り切ることができなくなってしまい、練習で見せていた威力ある球が使えずに終わってしまいました。
 
 なんと結果は0−5の全敗。ああ、新生Cチームの「1勝は挙げよう!」という望みは叶わぬ夢と終わったのでした。テニスはそんなに甘いものじゃなかった。ペンタの皆様のみならず、近隣マンションのテニス仲間までが温かい声援をおくって下さったにもかかわらず、今期は力不足でした。
 
 夕方に催されたC棟和室での反省会兼慰労会兼打ち上げでは、各々が感想と来期に向けた抱負を語ってくれました。そして、対外試合を経験したからこそ見出せた課題を胸に、波多野監督の下、1年後に向けて一層精進致しようと全員で固く誓ったのでした。
 皆さま、今期の応援、本当にありがとうございました。